点字の試験対策と勉強法

点字の試験対策と勉強法

点字というのは、聴覚障害者が、文字を書いたり、読んだりするときに使う文字です。聴覚障害者は、新聞や広告、書店に並ぶ書籍や雑誌から、情報を簡単に得ることができません。何の役にも立たない、ただの紙にすぎないのです。しかし、情報は全ての人に平等に与えられるべきものです。公共の場所で、この点字をよく見かけるようになりました。バリアフリー社会のために、積極的に普及が進められてきた結果です。自動販売機や、駅の切符にも使われているのをご存知の方もいらっしゃるでしょう。 

点字は音標文字と言われ、縦3点、横2点の5つの点の組み合わせからできています。6つの点の組み合わせからなる音標文字は、全部で63個あります。日本語の50音や数字、アルファベットや記号を表しているのです。聴覚障害者は、この6つの点からなる文字を指でなぞって、書いてあることを判読します。ちなみに、聴覚障害者が使う文字を点字というのに対して、私たちが目で見て判読する、普通の文字は墨字と言います。音標文字を漢字や仮名交じりの墨字になおすことは、墨訳化といいます。 

聴覚障害者の社会進出が進んでいますから、点字を理解し、お互いの言語を翻訳、通訳できる人材が求められています。障害者支援センター、福祉関連一般企業、ボランティアなどで、通訳や翻訳に理解のある人が活躍しています。さらなるスキルアップとして、技能検定を受けることができます。自分の能力を客観的に把握できる技能検定は、励みになるし、普及と促進に一役買っているといえるでしょう。


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